内輪付き分割型アンギュラ玉軸受 Qj-303

基礎情報

製品説明

内輪分割型アンギュラ玉軸受 QJ-303

アンギュラ玉軸受は、(アキシャルおよびラジアル) 複合荷重の吸収に特に適しています。 場合によっては、純粋なアキシアル荷重を担持して高速で動作することもあります。 ラジアル荷重により、相殺する必要がある軸方向の力成分が発生します。 したがって、ベアリングは通常、2 番目のベアリングに対して設置されます。 これらのベアリングには接触角があるため、ラジアル荷重とともに一方向の大きなアキシアル荷重に耐えることができます。 その設計により、ラジアル荷重を受けると軸方向の力成分が発生します。 したがって、2 つの対向するベアリング、または 3 つ以上のベアリングを組み合わせて使用​​する必要があります (DB、DF、DT)。

1)単列アンギュラ玉軸受と組合せアンギュラ玉軸受

接触角が大きいほどアキシアル負荷容量が大きくなり、接触面積が小さくなり、高速回転に有利になります。

アンギュラ玉軸受には予圧が与えられており、軸受の剛性と精度が向上しています。

この軸受はラジアル荷重によってアキシアルスラスト荷重が生じるため、対面または背面合わせで構成（または組み合わせ）されます。

アンギュラ玉軸受には次の利点があります。 超高純度鋼を使用しているため、軸受の寿命が 80% 延長されます。 特殊ホーニング加工によりベアリングの異音を最小限に抑えます。 潤滑剤の分布が改善され、潤滑剤の寿命が向上します。 玉軸受の接触角は通常15度、25度、40度、60度です。 70、72、718、719シリーズのアンギュラ玉軸受はC（15度）、AC（25度）を生産しております。 ベアリングは主に工作機械、特にスピンドルに使用されます。 電動高速スピンドル。

2)複列アンギュラ玉軸受

複列アンギュラ玉軸受はラジアル荷重とアキシアル荷重を受けることができます。 制限速度はかなり速いです。 剛性の高い非分離ベアリングタイプです。 アキシアル荷重を2方向に伝達できます。 四列円筒軸受と併用でき、作業ロールのアキシアル方向の動きを制限するために複列アンギュラ玉軸受を位置軸受として他の軸受と併用することもできます。

3)4点接触ボールベアリング

標準構造は内輪をアキシアル方向に等分割しており、アキシアル荷重またはアキシアル荷重が最も大きな割合を占める合成荷重が負荷されます。

1個の軸受で複列のアキシアル荷重とある程度のラジアル荷重を負荷することができます。 アキシアル荷重の方向に応じて、リングとボールは常に直線状の2点で接触します。

リング材質（レース）：クロム鋼（Gcr15）、ステンレス鋼、セラミック。 通常はクロム鋼（Gcr15）を使用することが多いです。

ケージの材質は主に強化ガラス繊維（ナイロン）と真鍮の打ち抜き加工または機械加工された真鍮でできており、接尾辞はP、PH、Y、Mです。